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アトピー ステロイドについて

 

脱ステロイドとリバウンド


ステロイドを服用したり塗ったりするとなぜ湿疹が治るかと言いますと、IGE抗体を減少させることができるからです。

これはすごいアプローチです。ステロイドは傷を治す効果もなければ消毒効果もなく(抗炎症作用があるなどと言っている医師もいますが)、とにかく人体が有害と認識したたんぱく質に反応させなくするのです。

これは正しく消化されないたんぱく質が体内に侵入したときに皮膚が浮遊するたんぱく質に触れて湿疹ができるという、いわば正常な反応をしているときに正常な反応をさせなくするのです。

本当はたんぱく質を侵入させないように消化器官を強化しないといけないのに、たんぱく質が侵入したままの状態でこれを排除させなくなるのです。

ところが原因は除去されていないので、体内の免疫系はたんぱく質の排除レベルを維持しようと臨戦態勢(IGEの生産)をより強めます。ここで悪循環に入るわけです。

ステロイドでせっかく湿疹を治しても原因が取り除かれていないのでまた湿疹が出て、より強いステロイドへと進んでいくという構図です。

脱ステロイドとは、免疫を抑制するものがなくなったのでこれに伴ってIGE抗体値が天文学的に高くなり、湿疹が想像を超える酷さになります。これがリバウンドです。

アトピー完治のためにはステロイドからの離脱は必須になりますが、リバウンドの危険性を十分認識する必要があります。

勝負が早いのは勿論一気にやめてしまうことになりますが、何十年にもわたり強いステロイドを塗布し服用してきた方が一気にやめると、いかに勝負が早いとは言え何が起こるかわからないようになります。

重度の方は一気にやめるのではなく徐々にやめていく(それは量・強度・時間軸、どれでも良いと思います)必要があると思います。

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ステロイドに対する疑惑


さて、ここからはあくまで私の私見で、私の考え違いであることを願うばかりなのですが、ステロイドを常用していたときを思い出して気になった点を記載します。

私がVery Strongのステロイドを常用している頃は非常に風邪をひきやすくなっていました。しかも風邪をひくと中々治らないばかりではなく高熱が出るのです。

ステロイドはIGE抗体を抑制するといいつつ、IGMやIGG抗体も抑制しているのではないかという疑問が沸いてきてしまったのです。

このページでは抗体としてたんぱく質に反応するIGEを中心に述べてきましたが、ウイルスや黴菌に対応する抗体はIGG、IGMの抗体でこれらの働きによって風邪がブロックされたり治ったりします(風邪は決して風邪薬や抗生物質で治っているのではないのでそのへんはお間違えなく!)。

しかし、ステロイド常用時にはあれだけ風邪に弱くなっていたのに、今は全然ひかないという状況を考えると、どうしてもステロイドはIGE以外の抗体も抑制しているのではと思ってしまうのです。このことは本当にどなたかに明快に否定いただきたいと思っています。

何故私がここまで心配するかと言うと、ステロイドがもしあらゆる免疫の抑制作用を持っていたとしたら長期連用しているとガンにかかりやすくなるのです。

癌というものは急にかかるように認識されていますが癌細胞は実は誰でも持っていて抗体がこれを抑えているだけなのです。こちらはアトピーと違っていったん発病すればそこで人生の終わりです。

こんな時にもしステロイドがあらゆる免疫を抑制していたとしたら、それは恐ろしい結末を迎えることになります。若くして癌で亡くなられる方が時々いらっしゃいますが、その本当の原因はまさか免疫抑制剤の連用ではないことを願うばかりです。

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